パギーの日記・飲み歩き紀行 -2ページ目

お気に入り

あ、前回「一見客の立ち回り」で、色々と書いたけれど、このアプローチ方法はつまり、こうして溶け込める雰囲気のお店が私、好きなんです…ということなわけです。

会話は楽しみたいけど、内容が荒いとつまらん!他のお客さんも同年代ばかりだとちょっと…って感じが私の志向のようです。

さて、こう程よく落ち着いていて、かつ値段も手ごろ。。。というお店を探すのも結構時間をかけまして(繰り返しますが、川越、池袋東口中心です「^^)、ようやっとここ1年くらい、ひとつのお店に通っております。

ズバリ池袋・ハンズ近くの「オルフェム」!!

ここはイイと思います。お酒もおいしいし、なによりいて落ち着きます。それが幸いしたのか、かなりの数の常連さんがいて、私も何人かとは知り合いになれました。

このお店に初めて行ったときに、緊張した私にお客のある方が「キミ、いい店見つけたとおもうよ?だって、いいバーにはいいお客がいるものだからね。ここにはいいお客しかこないから。」と一言。

正直、ちょっと感動した瞬間でした。ある意味「こんな僕でもやさしく受け入れてくれるんすか!!」的な感動がありました。

一見客の立ち回り

さて、京都から帰ってきて、地元にも一人でゆっくり飲むお店はないものか…とふらふらし始めました。その時に見つけたお店の中には、つぶれてしまった所やもう二度と行きたくない所、そして今も足しげく通い続けている「もうひとつの家」のような存在になった場所までさまざまです。

行かなくなった場所について紹介するのもナンですが、喧嘩に巻き込まれて顔中アザだらけ、警察のお世話に…ということも中にはありました。深夜までやっているバーですし、中にはヤンチャな大人がいる場所もあるわけです。もちろん、店の中ではバーテンさんがそこらへんもフォローするのが普通ですが、その筋の人につまらないことで目をつけられる可能性もなきにしもあらず、です。 そんなことがないように、お店選びは特に気を使うべきでしょう。そして、もしいい店があったら、2回、3回と通ってバーテンさんと顔見知りになり、店の雰囲気にまざれるようにすれば、もうこっちのものです。

この時期私が、いくつかのお店に飛び込んでいくうちに、気づいたいくつかの事があります。 まず、何かしらお酒、バーに関係ある名前がついたお店。なぜかハズレが少ない気がします。例えば、「tandar」「もるとや」「Ken spirits」「Rime stone water」など。それだけ、お酒や接客にこだわっている所がある…ということかも知れません。そうでない場合は、なにかしらお酒以外を売りにしていたり(ダーツなど)、音楽が大音量でかかっていたり、ヤンチャな大人が集まっていたり…もちろん全部がそういうわけではありません。

あとは照明。だいたいバーというのは暗めに照明を落としています。もし少し明るいかな?と思ったら、バーテンさんとのコミュニケーションがあまり取れない店の可能性があります。これも経験ですが…

そして、落ち着いていていいな~って感じのお店に入れたら、どうするか。自分の場合、まず、入って何も言われなければ「ここ、いいですか?」って感じで入り口からなるべく近いカウンターに座ります。お客さんが何人かいた場合、ペア、カップルからなるべく遠い席がいいでしょう。こうして席についてはじめの飲み物を注文するまで、とにかく何も喋らない。と同時に、心を落ち着かせるのがポイントだと思います。

くりかえしますが、あくまで僕くらいの若造が、お店で過ごしやすくする技です。

とりあえず一杯目をたのんだら、ゆっくりメニューを眺めるといいと思う。それで、とりあえず「お店は何時まで空いているんですか?」「休みの日はありますか?」と、当たり障りのないことを聞きます。それで、もし店員から「こういう店は良く行くんですか?」とか「好きなお酒とか、ありますか?」とか聞いてきたら、ある程度自分は場違いな存在じゃないと思っていいと思います。私のホッとする瞬間です。

あとは、飾らずに自己紹介。学生やってます。よくのみに行くけど、お酒はあんまし詳しくないです。最近は、スコッチに興味があります。モルト系でおいしいのはどんなですかね?などなど…そしたら反対に、いつからこのお仕事なさってるんですか?かっこいいですね~みたいな感じでこっちから話を振ってみる。どちらにしても、当たり障りない会話ですよね?バイトでも学校でも、初対面の相手と会話をつなぐのと変わりないと思う。

この時点で、一見客としての印象は悪くないと思っていいんじゃないかな?あとは、二回目に来たときに、同じ人がいたらそこから世間話ができますよね?そこに自分の「居場所」があるわけです。さらに他のお客さんが同じようにバーテンさんと話をしていたら、自分に振られたり、会話にまざる機会も自然と出てくるかも…はい、もう常連客の入り口です。

何軒も回っていたら、絶対質の高いバーにめぐり合えると思います。失敗しても大丈夫。一杯だけ飲んで5000円も10000円も取られることなんて、普通はありません。なにより、あまり喋らず、何か聞かれたら素直に自分を表現して、受け入れてもらえる雰囲気かそうでないかを感じ取る。これだけだと思います。

京都、その後

さて、外人さんとHUBでワイワイやってたある日、飲みメンバーの一人がバックパッカー御用達の本「ロンプラ」(ロンリープラネット。「地球の歩き方」のような本)日本編を片手に、ここはどこにある?と聞いてきた店が「bar isn't it」と「pig and Whistle」という二つのバーでした。

なれない京都をふらふらふら…と歩いて行くと、やっと一軒目「bar isn't it」(多分これであってるはず…)があった。けど、なんと休み!!仕方なくさらにふらふらふらふら歩いて、やっと三条大橋近くで「pig and whistle」を発見。なるほど、本に出てるだけあって外人が多いです。てか京都の思い出の半分以上が外人の思い出…初めての京都が、いささか不思議な感じでした。

でも、「pig and whistle」へは一人でも時々行っていました。一度なれた店には、ゆっくり一人で行けるようにもなり、気持ち的にも新しい店への緊張が麻痺(おいおい)していくようになったのです。

ちなみに「bar isnt it?」は、あとでしらべたらこんな店↓でした。
http://www.isnt-it.info/index.php?action=top

なるほど。もしもあの時こっちに行ってたら、「落ち着いて飲む」ようにはならなかったかも!?対して「pig and whistle」の方は、静かな感じのレストランバーで、日本だけじゃなく海外にも店舗があるそうです。
http://www.pig-whistle.com/jp/main_jp.html

もひとつテーマ追加だぁ!

その日その日に飲んだものを報告する!というテーマでひとつやってみよう。
普段は、池袋のオルフェムに行くことが一番多いです。「paggieの飲み歩き日記」の方で、そのうち出てくるでしょう。
今日は流石に飲まない。。。と思う。さぁ、明日はどこへ!?

流行にのって…

私、paggieについては、個人的ホームページ「つんつん」を、2~3年前に立ち上げまして、写真や文章とともに私がどういう人か、という自己紹介をそちらに載せています。
アドレスはこちら。
http://www.geocities.co.jp/Bookend/6567/

といっても、「つんつん」はだんだん更新しなくなり、ついには1年以上もほったらかしに。。。。それに加え、最近個人的理由によりホームページの移転を近いうちに予定しています。

そんななか、「最近ブログというものが流行っているらしい」と雑誌で読み、早速作ってみることに。とりあえず、日記のように文章を貯めていくにはとても楽なので、作ってみることにしました。

「つんつん」の掲示板にも、お知らせを乗せたので、そちらからいらした方もいるでしょう。よかったら読んでいってね。よろしくおねがいします。

デビューの地、HUB

2年前になるかな。京都に一人旅に行きました。そこで泊まった場所が、とあるゲストハウスなんですが、そこで多くの外人さんや自分と同じようなぶらぶらした感じの学生と仲良くなりました。

若いドイツ人の兄ちゃんや、オランダ人の不良っぽい兄ちゃんと「どっか飲みにいくかあ?」ってな具合で話していると、早稲田の学生だという一人から、「じゃあハブ行けばよくねえ?」と一言。それまで飲みといえば白木屋しか知らなかった学生にとって、異国の雰囲気漂うスタイルのこうした飲み屋さんに行くのは大した緊張を伴いました。と同時に、酔っ払って話しかけて来る見ず知らずの外国人と、それにくっついてくる自己防衛を忘れたねーちゃんの束と友達になることは僕をほどよく退廃的な気分にさせてくれ、それは一人旅を彩る良い思い出となったのです。

HUBが実際どういう店かというのは、ここで確認してみてください。チェーン店なので、あなたの家の近くにもあるかもしれません。
http://www.pub-hub.com/index.shtml?

ようは、カウンターでお酒を買って(そのつど支払い)、そこらで飲め!というお店です。今では、すこし趣向を変えた居酒屋程度にしか思っていませんが、初めて行った当時は驚いたものです。

もちろんこのようなお店で一人でじっくり…飲むわけがありません。ただ、京都に旅した当時、ひたすら通ったのはこの店でした。つまり、「飲み歩く」という感覚をはじめにもったのがこの時期、この場所だったのです。これは後、私が何度となく新しい店に足を踏み入れる勇気をもてるようになったことのきっかけでもありました。

プロローグ

よく一人で飲みに行きます。そう言うと、年齢的にいってない人のほとんどが「えー、寂しいね・・・・」という目で私を見つめる(涙)のですが、そんなことありません。いわゆる「飲むところ」というのは、様々な種類がありますね。特にバーを回るようになって、一人で飲む楽しさを発見することができたのです。

バーの醍醐味は、個人的にはお客さん同士のコミュニケーション。いや第一にお酒の味と雰囲気が来るべきでしょうか。とにかく、いろいろな雰囲気、場所、値段、そして人がいるバーがあると思います。 かくいう私はまだ学生。そんなに高いところにいけるわけでもなく、お客さん的にレベルの高い、いろんな意味で敷居の高いバーにもおいそれとは入れません。でも面白いことに、そんな自分にもちょうどいい、充実した時間をすごせるお勧めなお店があるのもまた事実なのです!!もちろん、友達と楽しく居酒屋。。。も大好き。お勧めなお店があったら、どしどし紹介しちゃいたいです。

普段は学校が川越の方なので、池袋を中心に飲んでます。池袋でも、東口が多いと思う。「えー、池袋を中心って範囲せま!てかダサ!」「えー、西口じゃん飲み行くんだったら」そうかもしれない。ぶっちゃけあんま店ないっす。東口。でも居心地がいいんです。個人的に。

そんなわけで、気がついたらちょくちょくお店を紹介していきたいです。

調べてみました:Desperado

25日、仲間との飲み会の時にテレビをつけたら、平井堅がイーグルスの「Desperado」のカヴァーを歌っていました。
うーん、いい曲だなあ。。。癒しというか、哀愁というか。
というわけで、とりあえず歌詞の内容を調べてみました。

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「desperado」

Desperado, why don't you come to your senses?
You been out ridin' fences for so long now
Oh, you're a hard one
I know that you got your reasons
These things that are pleasin' you
Can hurt you somehow

Don't you draw the queen of diamonds, boy
She'll beat you if she's able
You know the queen of hearts is always your best bet

Now it seems to me, some fine things
Have been laid upon your table
But you only want the ones that you can't get

Desperado, oh, you ain't gettin' no younger
Your pain and your hunger, they're drivin' you home
And freedom, oh freedom well, that's just some people talkin'
You're prisoner walking through this world all alone

Don't your feet get cold in the winter time?
The sky won't snow and the sun won't shine
It's hard to tell the night time from the day
You're losin' all your highs and lows
Ain't it funny how the feeling goes away?

Desperado, why don't you come to your senses?
Come down from your fences, open the gate
It may be rainin', but there's a rainbow above you
You better let somebody love you, before it's too late

これを訳すと・・・・・(自分で訳しました。正確性は期待しないでください)

正気になれよ、漂流者
ずっとフェンスの上にすわってる頑固者だね、君は
君なりの理由があるだろうと思う
その楽しみは君を傷つけているよ

ダイヤのクイーンを引くだなんて
彼女だって勝つかもしれない
ハートのクイーンが一番いい手なのを知っているくせに

僕の目には強いと思われるカードが
テーブルに並んでいるのに
君は不可能ばかり追いかける

君はもう年をとった 漂流者
空腹と痛みで家に帰るよ
そして自由、ああ自由をって?誰かのたわごとを
孤独に世界を歩く囚人

冬には足だって冷えるさ
雪は降らず、太陽だって見えない
夜がいつかも分からない
感情の抑揚をなくしている君
そんなのってないぜ

正気になれよ、漂流者
フェンスを降りて、ゲートを開くんだ
雨ふりの空だって、君の上には虹がかかる
遅くならないうちに、君は誰かに愛されるようにしよう

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イーグルスのライブ映像を見ながら歌詞を何度も読み返し、最後のサビにきたところで、目頭が熱くなってしまいました。。。。でも、まだ年老いた男の心境などわからない。わからなくていい。ただフェンスをおり、ゲートを開く必要があるのはそうしたおじさんだけではないんじゃないかな?